金曜日、晴れ。労働、朝から。
始発で労働に出る。大変そうなので早めに寝たのが良かった。始発の電車に乗っている人間は、私自身の投影のために、いずれも何か訳ありの人間に見えなくもない。こんな時間帯に、普通、人は移動しない。労働強度は本当に高くて、心底嫌になった。作業をしながら2人がかりで怒られるような状態。もう本当に仕事を早く辞めたほうがいい。そして、この経験が何かに役立つかと言うと、恐らく、何にも役立たないだろう。思い出すのもうんざりするような時間。自分のことを心底嫌っている人間の、攻撃性の高さ。自分のことを心底嫌っているが、自分を攻撃するわけにはいかないので他人を攻撃するというメカニズム。メカニカルに死んでいく。昼食も摂れなかったし、昼休みもなし。馬鹿馬鹿しいのでそろそろ辞めよう。ともかくこの社会の仕組みのようなものだけは学ぶことができた。統治者の技術と、被統治者の技術。生き延びるための。
結局、この日の労働が重すぎて、更新が滞ったと書いておく。