他律神経の日記

犬が好きです。

2021年6月12日 エッセンシャル・ワーカーなどと煽てられているうちに何もかもを失ったレイバーたち

 土曜日、小雨。労働、昼から。

 昨夜の疲れでおかしくなりそうでも、労働はある。労働強度はさすがに低かった。特にやることもないので資格の勉強など行う。安い弁当を食い、先輩と帰る。特に話すこともないので、私は黙っている。あまり話す人間と思われないほうがいい。帰りにはもう開いている店もない。この時間に出歩いている人間はまともではないというメッセージを街中が発している。しかしエッセンシャル・ワーカーの労働は普通、エッセンシャルであるために24時間稼働なのであって、そうするとやはり街は、そして街にそうするように命令する行政府はエッセンシャル・ワーカーのことなど何とも思っていないのだろう。勿論、飲食業界のことも。帰ると、犬が起きてくる。共感性が高いので、何かを察したのかも知れない。そう、私は会社を辞める。森の生活に入る。