他律神経の日記

犬が好きです。

2021年6月14日 それが成功しても私には何の関係もないことのために楽しそうな顔をしたり悲しそうな顔をする、感情を失う

 月曜日、晴れ。労働、昨夜から朝まで、また夜から。

 それなりに作業予定はあるが、特に時限性のあるものはなく、気が楽だった。私たちはオフィスビルに通う工場労働者だ。私は工員だ。大きなプロジェクトの第2段階が滞りなく完了。とはいえ、その成否は私には何の関係もない。成功すれば「彼ら」の手柄であり、失敗すれば私は何かプロジェクトの重大な関係者の1人として、深刻そうな顔をしていなければならないことになる。労働終了直前に今ひとつのプロジェクトの工程が始まったが、私と新人は本当に入り口の検査だけ始めて、次の人に引き継ぐだけだったので、楽だった。帰り、小雨に降られる。梅雨入りなのかどうか、私は知らない。天気予報というものを基本的に見ない。帰宅して眠り、また労働へ。街はもう眠りに入ろうとしている。あるいは、明日が休みのため、街路で集う人々。エッセンシャル・ワーカーに居場所はない。