他律神経の日記

犬が好きです。

2021年6月16日 シーシュポスの神話としての汚部屋

 水曜日、曇り時々雨。休日。

 まともな時間に睡眠に入る。それでも中途覚醒を繰り返す。朝の8時くらいにかなり軽快な気分で覚醒したが、そのまま横になっていたら、時が吹き飛んで、11時くらいになっていた。トーストを食べる。部屋のゴミを少し捨てる。労働が激しくなると、すぐ部屋が汚くなる。休日はゴミを捨てることで潰れる。こういうことの繰り返しが人間を殺すのだ。シーシュポスの神話だ。本当に繰り返しに耐えることのできる者はいないだろう。そうなると、もう未来がなくなって、過去がなくなって、ひいては現在が消え失せるからだ。私は殆ど強迫的な観念に駆られて部屋の惨状を放置し、家を出た。小説を書いたり、日記を書いたりした。もう少し「届く」ようにしたいのだが、どうしたらいいのかわからない。喫茶店に入る。激しい雨を窓ガラス越しに見ながら、煙草を吸う。家に帰る。犬と寝るが、暑いせいかすぐ離れて、床で寝てしまう。明日の労働強度が高そうだから早く寝なければならないのに、なかなか寝付けない。