他律神経の日記

犬が好きです。

2021年7月25日 暗黒の未来と未来の奴隷と化した過去と、犬だけが感覚できる現在と

 日曜日、晴れ。労働、朝まで。また夜から。

 人間の邪悪さにあてられて、完全に無意味になった1日だった。2度とこういう時間の使い方はしたくない。労働強度は低かった。労働強度が低かったのがいけないのか? 同僚の観察をしている場合でもなかった。私たちは本当に悪意に包囲されているのだと、そのことを私は理解し、そして自暴自棄になった。馬鹿らしいと言えば馬鹿らしい。この世界はそもそも邪悪なのだ。預言者が去った後は、最後の審判までこの世は劣化し続ける。これが一神教の基本的な認識だろう。私はすっかり、この世に何か期待するようになってしまっていたらしい。労働後も、ずっとこの世の邪悪さについてメッセージアプリで友人と延々話していたのだが、これがまた良くなかった。私は私の声に影響される。喫茶店で朝食を摂り、家に帰り、自室で眠ろうとするが、なかなか寝付けない。犬だけが常に正しい。彼らは今を生きている。暗黒の未来と修正されていく過去ではなく、その狭間でまだ無垢のままに残された現在を生きている。4時間程度眠り、労働へ出る。今晩も労働強度は低そうだ。来月はどうなるかわからない。そろそろ本当に辞めたい。この世が鏡だとしたら、邪悪なのは、まずこの私なのだろう。