他律神経の日記

犬が好きです。

2022年7月27日 象を飼う

 水曜日、晴れ。深夜、『天気の子』の感想を書く。なんという不健全な夜更かしだ。昼、起きて、ハローワークへ。若年者向けの云々を受講する。私以外全員女性。受講者があまりにも少なかった。多分、本当に何もできない人はここに来ないし、本当に直ちに就職しなければならない人はここに来ないし、本当に何をすればいいかわかっている人も来ないので、全てをわかりたいが全てがわからない人が来るわけだが、そんな人は少ないのでこういうことになるのだろう。講師は私が推測するに、大きな企業か行政機関から定年後再雇用か何かされた初老の男性で、物腰柔らかだった。幸福に暮らしてきた人間の雰囲気があった。私は彼が好きになった。キャリアカウンセリングを受けるように言われたのでチラシを貰ってきた。電話しろとのこと。どういうシステムだ。買い物後、帰宅。犬との散歩を家族に任せて、友人に会いに行く。電車移動30分。宮田登の『民俗学』を引き続き読んだ。恐らく、民俗学とは人々の生活を観察し、過去の痕跡を調べるような学だと思うのだが、どうだろうか。暑くてどうしようもない。貧困化と亜熱帯化で街に出るとテレビか何かで報道される対象としての「貧しい東南アジア」の映像か何かのようだ。友人と食事。ゲームセンターというもに150年ぶりに入った。ディック・ブルーナの象を200円で取った。幸運を使い果たした。珈琲を飲んで解散。自宅最寄り駅で別の友人に会う。彼を家まで送ってから帰宅。犬に象をあげるが、15分くらいで飽きてしまった。大きさが彼と同じくらいなので、どう遊んだらいいのかわからないのだろう。世界が大きすぎて、どう遊んだらいいかわからない。『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』を少し観る。