月曜日、晴れ。労働、朝から。
早朝からの労働、労働からの試験だった。労働強度はとんでもなく低かったが、平日なので人が多く、仕事をしているふりが必要だった。リモートワークができたら、こんなくだらないことをする必要もないのだが。もしもあのウイルスが本当に世間の言う通り危険なものだとすれば、我々の命はリモートワークのための設備投資よりも安いということになる。そして、それは実際にそうなのだろう。吐き気がする。昼休み、安い弁当を食う。吐き気がする。私の命は安い弁当でできている。だからリモートワークのための設備投資よりも安いのかも知れない。労働後、試験を受けに行く。取るに足らない、簡単なものだ。わけのわからないうちに合格点を取る。試験会場の近くで旧友と会い、今どき喫煙可の古い喫茶店に入る。アイスコーヒーを二杯飲んだ。糖尿病で死ぬことになる。帰宅後、犬と寝て、それから自室で寝る。
