他律神経の日記

犬が好きです。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

文学とは何か――現代批評理論への招待(下) (岩波文庫)をいただきました

Amazonウィッシュリストより、『文学とは何か――現代批評理論への招待(下)』 (岩波文庫)をいただきました。 ありがとうございます。 テリー・イーグルトンの名作で、下巻は未読のため、大変嬉しいです。これから読ませていただきます。 贈り主名がハンドルネ…

2024年2月21日 神を信じないという大罪がデフォルトの近代では当為を語っても意味がない

水曜日、曇り時々雨。生暖かい。たまに降雨がある。外を出歩く「べき」ではない。夜勤後、別の出張先へと移動する前にホテル近くの喫茶店に入る。疲れ果てているせいか、歓迎されていないような、そんなテレパシーを感じる。どうしようもないトーストとコー…

2024年2月20日 不完全な認識能力が不完全な現実を作り出す

火曜日、晴れのち雨。阿呆のようなスケジュールで働いており、実際もうかなり阿呆になってきている。だいたいもう火曜のことをよく覚えていない。だいたい月曜や、先週や先々週と似た苦痛があったということだけを覚えている。出張であらゆるところを転々と…

2024年2月19日 おうちに帰らせてください

月曜日、雨。ホテルを追い出され、次のチェックインまで雨の中を彷徨う。俺が考えているのは、ただ、家に帰らせて欲しいということだけだった。俺は仕事を辞めようと思った。俺の中で最も重要なこと、神は存在するということについて、俺は考えられていなか…

2024年2月8日 猛烈な腹痛をエロ画像で鎮めた時、俺は既に飢餓ゲームの開始を宣言していたことを思い出した

木曜日、晴れ。クソ起床からクソ出張。久しぶりに家に帰れたと思ったら、これだ。一昨日は酷い雪だった。一昨日、俺は空から地面への、白い斜線の数多を見た。あまりにも疲れ果てており、日記を書くような気分ではない。こんな日記でも日記であるからには思…

2024年2月4日 現実がクソだからこれからVR・ARは一大産業になる

日曜日、曇り。頭が爆発しそうなくらい寒い。明日は午後から降雪があるらしい。不要不急の外出は避けろとか何とか。不要不急でないことなど、あるのか。馬鹿馬鹿しくてしようがない。エッセンシャルワーカーについての議論もそうだが、労働者に余計なプレッ…

2024年2月3日 日記という病

土曜日、晴れ。夜勤終わり。現場近くのビジネスホテルに戻り次第、全裸になり、合皮製の安っぽい、北欧の刑務所みたいではない椅子に座り、背筋を伸ばして煙草を吸う。俺がここに書いていることは全てフィクションだ。しかしフィクションだという言明もまた…

2024年2月2日 おっさんが中途覚醒を繰り返すのは睡眠時間の長い子どもを守るため

金曜日、晴れ。クソ寒いし、クソ疲れている。数日、入浴していない。出張と夜勤で各地を転々としており、風邪をひくのを恐れて入浴するタイミングがない。北欧の刑務所みたいなホテルに泊まっているが、北欧の刑務所ではないため、連泊ではないと朝の10時に…

DGR: グリーンテクノロジーは世界を救わない

アメリカのラディカルなエコロジストの組織、ディープグリーンレジスタンスのホームページには「よくある質問」のページがあり、この団体の性格が非常によくわかって面白いので、いくつかまとめていくことにしようと思う。ここで私が面白いと言うのは、こう…

the Memory of Mankind archive(MOM):  大忘却の3つの理由

人類の記憶(MOM)プロジェクトが自分自身の存在意義を説明するために、現代の人類文明に、彼らの言うところの「大忘却(Big Oblivion)」が発生する3つの理由を述べている。これらはそのまま、人がアーカイブを、あるいは「歴史する」ことを組織する時の理…

2024年2月1日 北欧の刑務所

木曜日、曇り。昨夜、帰宅せずに出張先に前入り。取引先の奴らの朝が早い。北欧の刑務所みたいなホテルに泊まる。風呂に入る気力がない。じっと天井を見る。荷物が重いから本を持ってきていない。最近はKindleを使っている。本はブルジョワの物なんですわ。…