他律神経の日記

犬が好きです。

2021年6月8日 労働で疲れ果てた私たちは週末に消費者として復讐する日を待ち望んで息を潜める

 火曜日、晴れのち雨。休日。

 1年か1年半ぶりの3連休。精神的興奮状態。奴隷身分からの一時的解放。今度は私が消費者として復讐する番だ、という。まさに資本の要請通りの興奮。私は完全にマインド・コントロールされている。溺れている者がどうにか水面に顔を出せた時の、先の長さへの恐怖と一時の解放への喜びの同居する、あの感じ。特に記憶はないのだが、4時くらいまで起きていたような気がする。それから少し寝て、朝に起きる。天気が良かったので、布団を干す、部屋を片付ける。なんで人間というのは、こんなにもゴミを撒き散らさないと生きていけないのだろう。私が言っているのはプラスチック製の容器とか家具とかだけでなくて、髪の毛であるとか、埃とかだ。実際、これは生きている限り、取り除いていかないといけないのでうんざりしてくる。いや、書きながら思ったが、これも文明の宿痾なのだろうか。もしも文明が定住すること、密になることを意味するのならば。家を解体しながら暮らす人々は埃に悩んだりするだろうか。犬と散歩に出ようとするが、急速に天気が悪くなり、雨が降り出す。布団はなんとか先にしまうことができた。珍しく一度も家を出ずに、残りの時間を犬と寝て過ごす。だいたい私は休日は意味もなくコンビニへ行くのだが。深夜3時に目を覚ました。入浴もしなかった。