他律神経の日記

犬が好きです。

2021年6月18日-2021年6月24日 本当の面白さを感じる人間は元のような機能が無傷のままの人間に戻る可能性を必ず持っている

 2021/06/18

 金曜日、晴れ。労働、昼から。

 ここに来て限界を感じております。労働時間以外の時間を上手く使うことができない。上手く使うことができなかったという後悔ばかりがある。タスクが溜まり、次に何をしてよいのかわからない。いつも眠くて、意識のリソースを使うような作業をやる気にならない。労働強度がちょうど、一週間の始まりの日や終わりの、本当に退勤間近に高まるので、変に興奮してしまう。夜勤労働に向いていない。24時間社会に向いていない。この日はあまり労働強度は高くなかったが、オフィスに人が多く、緊張してしまい、本当に疲れたことを記憶している。私には緩急をつける能力がない。

 

 

 2021/06/19

 土曜日、恐らく晴れのち雨。労働、夜から。

 労働に出るまでの時間、家で寝て過ごす。こういう時に色々とやるべきだと思うのだが、どうにも、できない。労働まで後何時間だから、これに手を付けても中途半端になるという意識で、何もできない。疲れているので、死にたいと思う。もう二度と疲れたくない。労働強度は低い。何も依頼が入っていない。出勤前に『スマホ脳』を買う。私は完全に「スマホ脳」だと思う。しかし、この社会は既にスマホ社会ではないか? 実際、私は夜勤のために、わざわざブルーライトを目に照射している気がする。本を読むには、24時間社会を底辺で支えるレイバーの脳は、あまりにも乱れている。

 

 

 2021/06/20

 日曜日、雨のち晴れ。朝まで労働、また夜から。

 深夜、平均的には労働強度は低かった。少し資格の勉強など行う。モチベーションが低い。ただ、退勤間近になって、異常に忙しくなり、本当に疲れた。一番緊張する作業が一番脳が疲れている時に入る。もうどうしようもない。このため、帰りも変に目が冴えている。興奮状態にある。最寄り駅まで、母と犬が車で迎えに来てくれた。私を家に置いたあと、散歩に行くという。私が家に戻ろうとすると、犬が私のことをじっと見つめている。私も結局、散歩に付き合うことになる。犬の体調が少し悪かった。日中、少し眠り、また夜から労働へ。労働強度は高め。少し精密作業あり。自尊心が低いレベルの先輩で応対が面倒くさい。やはりここは良い職場ではないのだろう。長くいると、自尊心を損ない、そうして自分を攻撃するということの物理的・精神的困難から、他者に対する攻撃性を高めることになる。その毒は周囲にも、間違いなく感染していく。

 

 

 2021/06/21

 月曜日、晴れ。労働明けの「休日」(こんなものは詐術だ)。

 それなりの強度の労働。『スマホ脳』を読んでおり大いに共感したが、ブルーライトを眼球に照射しないと起きているのが難しい。私たちはスマホ社会を生きている。やはりまた退勤間際に労働強度は高くなり、本当にうんざりした。帰宅するが風呂に入る気力がない。ほぼ睡眠を取らずに健康診断へ行く。このような業務のせいでこのような健康診断が必要なのだから、これはほぼ労働であると思う。考えれば考えるほど馬鹿馬鹿しい。本屋に寄り、外食してから帰宅する。風呂に入る気力がない。これで休日が終わり。吐き気がする。丸っきり奴隷以下の1日だった。

 

 

 2021/06/22

 火曜日、曇りときどき雨。休日。

 昨日の疲労でほぼ寝て過ごす。涼しくなってから、犬と少し散歩。夜、『甲鉄城のカバネリ』の少し観た。良いアニメ。ぬるぬる動くし、設定は深刻だがログラインが単純で、あまり疲労しない。

 

 

 2021/06/23

 水曜日、曇りときどき雨。休日。

 昼近くに起きる。銀行へ行く用事があったので、銀行へ行く。3件。コンビニへ寄る。犬と遊ぶ。散歩に行く。時間帯が良かったのか、他の犬によく会った。うちの犬は、少し前まで、他の犬に吠えてしまい、遊ぶことが難しかったが、今ではとても冷静で、他の犬と挨拶できるようになった。夜、『甲鉄城のカバネリ』を観る。残り1話。こういう休みも悪くないと思う。正しいと思う。

 

 

 2021/06/24

 木曜日、曇り。休日。

 アニメの1クールの一挙視聴を行ったので、昼に起きる。深夜2時くらいまで起きていたような気がする。母が出掛けてしまい、犬が本当にしょんぼりとしている。犬と寝ながら、『生命保険の不都合な真実』を読む。最近、活字と言えば、資格試験勉強用のテキストくらいしかなかったので、『スマホ脳』に続いて、この本を読むことができて良かった。本を読むことができなくなっていたらどうしようと思ったが、私はまだ、こういった本を面白く感じることができる。私の魂はまだ、完全には壊れていない。しかし崩壊が近いという予感もある。身体が固く、背中、胸などが痛い。死を考える。犬と車で近所の公園に行く。昨日とは違って、こちらの公園で会う犬の飼い主はあまりフレンドリーではない。勿論、フレンドリーである必要などない。しかし犬は他の犬と挨拶したがるので、少し悲しくなる。コンビニへ寄って帰宅。『生命保険の不都合な真実』の続きを読む。