他律神経の日記

犬が好きです。

2022年7月21日 初めから誰も存在しない

 木曜日、晴れ時々雨。本が溢れてきた。そろそろ本棚を買うか、本を燃やすべきだと思う。本を燃やすべきだろう。職業訓練校の見学会に行くことにする。職業訓練校というものに行ったことがないので、正直、少し楽しみだった。コロナ感染者数は鰻登り。食卓のエアコンが壊れたので、隣の部屋から冷気が入るようにする。Yahoo!乗換案内を使って、職業訓練校の最寄り駅へ。久しぶりにYahoo!乗換案内を使った。もう冒険の成立する時代は終わったんだ。私は移動するのではなく、移動させられる。ところで、駅から学校までは看板の標記に從って移動した。職業訓練校というのは、自分は人生の敗北者であると確信した人と敗北者に外部注入してやろうという人しかいない建物かと思ったが、別にそんなこともなかった。文化的だった。だいたい、こういうところにわざわざ来るような人は既にある程度ゾーニングされているということだろう。印象が良い。参加者に(恐らく)引きこもりの子どもの代わりに来たというお母さんがいた。子どもがここでやっていけるのか探ろうと、色々と質問していたが、多分やっていけないし、やっていかないほうがいいだろう。(来なかったら職員の方が自宅まで来て無理やり連れ出そうとしたりしますか?)たぶん、私たちに必要なのは、適切な高さのハードルを置かれた道だ。舗装された道でもなく、山道でもなく。俺は鬱病だ。買い物をして、税金の支払いをして、帰宅。犬と散歩に出る。前にあった元野犬の可愛い犬とまた会えたらと思い、住宅街の中の公園に行くが、大阪弁のおばさんしかいなかった。(今日は誰にも会わんわ)結構、疲労しているはずだが、よく眠れない。『バリー・シール アメリカをはめた男』を観る。